Linuxコマンド ビギナーズブック
▼レビュー
Linuxのコマンドリファレンスは腐るほど出ている。しかし本書は単なるコマンドリファレンスではない。単にコマンドの使い方と簡単な用例が載っているだけのリファレンス本とはひと味も二味も違う。というより、コマンドリファレンス本ではない、と言っておく。
取り上げられているのは主要な160コマンド。たったそれだけ?と思うかもしれない。しかし掲載されたコマンドはまさに厳選されたコマンドだ。基本コマンド編とシステムコマンド編に分かれ、用途別にLinuxコマンドが解説されている。解説の明快さは類書では群を抜く。
自分には必要ない、と思った人も、書店で見かけたら一度パラパラとページをめくってほしい。その時点で必要ないと感じたらむろん買う必要はないが、ある程度経験の長いLinux管理者でも知らないような事項を目にするのではないだろうか。
本書は頭から通して読むことをお薦めする。それによって、経験者は日頃何気なく使っているコマンドの新たな側面を発見できるだろうし、初心者はしっかりとした基盤を短期間で固めることができるだろう。初心者から中級者にかけて、ぜひとも手にとってほしい1冊だ。
なお、本書は「LinuxWORLD」誌で連載されていた「コマンド制覇への道」を加筆修正したものだ。本誌を読んでいた人も、買っておいて損はないだろう。
▼こんな人におすすめ
- Linuxの基本的なコマンドを知りたい
- 単なるコマンドリファレンスでは理解が不十分だ
- たくさんのコマンドよりも本当に重要な厳選されたコマンドを知りたい
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